木質バイオマスボイラーへの供給は「安定」が必須となります。木質チップ特有のブリッジ・アーチング等の問題を全て解決し、安定した供給・搬送・稼働の連続運転が可能です。
排ガス処理設備
木質バイオマスを燃焼させて発生した排ガスを処理させる設備です。地域環境及び設置条件に応じてあらゆる粉塵の集塵が可能です。大気汚染防止を目的とし排ガス中のダストを適正に処理することができます。
ウォーキングフロア供給機
貯留容量は小型から大型まで自由に設計可能です。供給切出しは油圧ユニットにて容易に調整出来ます。排出はウォーキングフロア方式によりスクリュー式やチェーン式と違い、消耗品や伸び・ブリッジ・アーチングの心配が非常に少なく、長期安定稼働が実現します。
- ①デッキの1/3のみを後退させます。デッキ上の木質チップは摩擦の抵抗にてその場に静止したままです。
- ②更にデッキの1/3を後退させます。まだデッキ上の木質チップは摩擦の抵抗にて静止したままです。
- ③更に最後のデッキ1/3を後退させ全てのデッキが後退しました。デッキ上の木質チップは摩擦の抵抗にて静止したままです。
- ④全てのデッキを前進させます。デッキ上の木質チップはデッキと同様に前進・排出されます。その後は①②③④の繰り返しにて各デッキ前後のみの動きで木質チップは排出され続けます。排出口上部にキックロール攪拌機を装備し、デッキ後退時にも定量切出しが可能です。